• 連載数:全5回
  • 紹介文:愛嬌のある人はどんな場所でも大人気。愛嬌のある人との付き合い方や、自分も愛嬌のある人間になりたい場合は?
2015.06.08

八方美人との違い

八方美人との違い出会いの場では、誰もが少なからずハイテンションになり、いつもの自分よりも口数が増えていたり、「らしく」ない行動を取ってしまったりするものです。
それは出会いの場だけでなく、交際が始まってしばらくは続く現象でもあります。

恋愛は、人をポジティブにしてくれます。
それは、相手に嫌われたくないという気持ちが働くからだけでなく、相手を知るためには情報収集が必要で、そのためには「会話」が重要なことから、テンションが上がり会話がスムーズに進むよう、思考がポジティブな方向へ向かうようにドーパミンが多く分泌されるからでもあります。

そうした、「いつもとは違う」テンションやポジティブさを見て、「にこやかで愛嬌のある人」だと判断されてしまうこともあれば、自分の側が相手をそう判断してしまうこともあり、少しばかり交際が長くなってきたところで、互いに、印象が変わったと感じることは良くあることのようです。

ですが、テンションがいつもより高い状態というのは、「元からあるもの」が増幅されているだけであって、「全くないもの」が現れている訳ではないので、印象が変わったとはいっても、それは「落ち着いた」だけのことであり、そこに不安を感じる必要はありません。

ですが、出会った時に、相手が意識して「好かれるようなタイプ」を演じていた場合は別です。
意図して演じられる愛想の良さは、「愛嬌」ではなく、悪い意味で用いられる「八方美人」に相当し、それは「元からあるもの」が増幅されたのではなく、その場のために「用意されたもの」でしかなく、壊れてしまえば、元通りにはならないものだからです。

ですから、交際相手を探しているテンションの高い時であっても、相手の話しをしっかり聞くことは大切ですし、そうして得た情報から、相手のひととなりを推測することもとても重要なことなのです。
元来にこやかであったり、愛嬌がある人というものは、言動の端々にそれらが滲み出てくるものなので、会話の中からそれらを見つけることが大切なのです。