• 連載数:全5回
  • 紹介文:近頃は早婚と晩婚の二極化が進んでいますが、早婚に分類される学生結婚を行った場合、円満に過ごす秘訣とは?
2015.06.22

覚悟と労りと

写真近頃は晩婚の人が多いと言われていますが、実際には、早婚と晩婚のふたケースに分かれていて、いわゆる「適齢期」と呼ばれる時期に結婚を考える機会が減っているだけだということをご存知でしょうか。
早婚の人たちは、文字通り、早くから生活を共にし、できるだけ多くのものを分かち合いながら長く一緒に過ごすことを考え、晩婚の人たちは、結婚してしまえばできなくなるだろうさまざまな経験をしてみてから、将来を共に過ごす伴侶を見つけたいと考えている人が多いようです。

出会いの時期というものは、自分の意思では決めることができません。
もちろん、そうした機会を作ることは可能ですが、出会いの機会を得たからといって、その人と交際に至るか、結婚に至ることができるかは別なのです。
なぜなら、交際も結婚も、自分ひとりで成り立つものではなく、互いの気持ちが同じ方向へと向くことでしか始められない関係だからです。

また、一緒にいて楽しい人と、生活を共にできる人とは必ずしも一緒とは限りません。
どれほど仲の良い恋人同士であっても、結婚には向かなかったというケースもあるのです。
ですから、早婚、特に学生結婚をするには、経済的にも相当の覚悟が必要ですし、そうして長い将来を一緒に過ごしてゆくことができる相手であるかどうかの見極めを、しっかりしなければならないということでもあります。

もちろん、互いにそうした覚悟ができ、そうできる相手だと思うことができたからこその学生結婚でしょうが、それだけに、その関係が破たんしないよう、本分と生活とのバランスを互いに考え、役割分担をきちんと決めて過ごすことが大切になってきます。
家族や周りの人たちの協力も必要ですし、そうした人たちに対する感謝の気持ちを忘れないことも大切です。
学生であるからこそ、より互いを支え合う努力と思い遣りとが重要であり、その覚悟があり、労わり合う気持ちを持ち得た人たちだけが、学生結婚へと踏み切ることができるのではないでしょうか。