• 連載数:全5回
  • 紹介文:男女間の友情は有りか無しかは永遠のテーマですが、理解あえている人だからこそ恋愛関係になるとうまく継続できます。
2015.10.06

育まれた関係

育まれた関係恋人がいたり、失恋した直後だったりした場合、周りにどれだけ魅力的な異性がいたとしても目に入らないことが多いのではないでしょうか。
恋人がいる時に、他の異性へと目移りするのは問題ですが、人は出会いを求めていない時、往々にして異性の魅力に対して鈍感になる傾向があるようです。

反対に、出会いを求めている場合にはそうした事柄を敏感にキャッチする傾向にあり、それは、今まで身近にあった異性に対しても発揮されることが多いのです。
ですから、恋人が欲しいと考えるようになったことで、今まで長く友人として過ごしてきた異性がその対象へと変わったというケースは、意外と多くあるようです。

男女間での友情というのは、とかく不安定なものです。
出会った当初、互いにそうした気持ちを抱いていなかったからといって、その関係性が不変かと言われれば、それを断言できる人はいないでしょう。
なぜなら、人の心は変わるものだということを誰もが理解しているからです。
友人のままの場合もあるでしょうし、友人という関係性すら失われてしまう場合も、そして、友人から恋人へと変わる可能性もそこにはあるのです。

今まで友人だと思っていた相手にそうした対象としての気持ちを向けられた場合、戸惑う人も多いでしょうが、長年育んできた関係があり、その時間の中であなたの魅力やひととなりが相手にそうした気持ちを抱かせたのだとしたら、それは決して不快なことではないでしょう。
恋愛という形が男女間における最高の関係であるとは言いませんが、友人という形であり続けることにこだわることで、育んできた関係すらも壊してしまう可能性を考えると、前向きに検討してみる価値はあるのではないでしょうか。

友人から恋人へと関係が変わり、そこでもまた互いを高められるような関係を築くことができたなら、それはそれで素晴らしいことだと言うことができるでしょう。
人との関係は、常に変化してゆくものなのですから、変わることを受け入れることも時には必要なのです。