• 連載数:全5回
  • 紹介文:恋人との喧嘩で素直に謝れなくなってしまったら、工夫して「ごめんなさい」のひと言を相手に伝えてみましょう。
2015.12.15

ケンカ両成敗

ケンカ両成敗世の中には、「ケンカ両成敗」という言葉があります。
「ケンカをしたり争ったりした者は、どちらに非があるのかを問わず、どちらをも成敗する」というこの法律は、戦国時代に布かれ江戸時代には廃止されたのですが、考え方としてはいまだ残っているのです。
理由は一切聞かずに処罰することは乱暴であるとして廃止されたのでしょうが、「自分に非がないとしても、ケンカに応じた、発展させた時点であなたも同罪である」という考え方であれば、正しいとする人もいるようです。

こうした考え方からすると、相手の間違いを的確に指摘し、それを納得させることができずにケンカになってしまった場合には、どちらもが、まずは「ごめんなさい」と伝え合うべきなのかもしれません。
原因を作った、非のある方はそのことに対して。
理不尽な内容をぶつけられた方は、投げ返してしまったことに対して、です。

出会いから間もない頃にはケンカなんてしたことはなかったのにと、落ち込む人も中に入ることでしょう。
出会いから間もないそうした時期は、互いに嫌われたくないと強く思っていることから相手に対してとても寛容で、話にも熱心に耳を傾けますし、些細な事柄であれば許してもしまえるのです。
ですが、関係が深まってくると、互いに対する甘えが出てきて、「許されたい」という気持ちばかりが育ってしまう傾向にあるようです。

ですから、長く交際を続けてきたカップルがケンカをしてしまった場合には、「ケンカ両成敗」という言葉を思い出し、原因が相手にあった場合でも、ケンカを買ってしまったことに対する「ごめんなさい」を言う勇気を持つことが大切です。
もちろん、原因を作った方は、しっかり反省した上で、「ごめんなさい」を伝えなければなりません。

言葉にして伝えるという行為は、その内容が大切であればあるほど難しくなります。
だからこそ、相手に誠意が伝わるのだということを覚えておくことが大切ですし、実際にそうする勇気を持つべきなのです。