• 連載数:全5回
  • 紹介文:周囲に憧れられる二人とは、互いについての理解を深め合うだけでなく労わり合ったり思い遣り合ったりしあうカップルです。
2016.02.09

理想を持つこと

写真恋人が欲しいと考えて出会いの場へと赴いた人の多くは、その時点ではまだ、交際相手ができた際の「理想の形」について考えてはいないのではないでしょうか。
まずは恋人を作ることが優先で、その相手とどういった関係を築いてゆきたいのか、将来どういった関係へと変わってゆきたいのかについては考えていない人が多いことでしょう。
互いのひととなりについての理解が深まっていない状態ではそれが当たり前なのですが、出会いの場へと赴く段階であっても、「こんな関係を築ける人」という程度の漠然としたもので構わないので、相手に対する理想は持っておくことが大切です。

なぜなら、そうした理想や選択基準を持っていると、「そうした人に出会えるから」です。
「どんな人でもいい」「とりあえず恋人が欲しい」などと考えていると、似たような考えを持った人としか出会うことができませんが、関係性についてや、将来についての理想を持っていると、その可能性がある人へと意識が向くものなのです。
また、会話からひととなりについてを拾いあげようという気持ちが働いたり、相手をよりよく観察しようという気持ちが働くようになることから、会話の機会がわずかしかなくても、交際へと進むべきかどうかの判断材料を見つけることができたりするのです。

理想ばかりが先行するのは、それはそれで問題かもしれませんが、詳細なそれではなく、改善の余地を持たせた理想を求めることは決して悪いことではありません。
自分たちの在り方についての理想を持っているカップルと、持っていないカップルでは、周りから見た時に明らかに違いますし、前者の場合、いずれ、自分たちが理想形とされる可能性も含んでいるのです。

実際に交際が始まったなら、「ふたりの理想の形」を見つけてゆくことが大切ですし、少し進むごとに、それらを見直し、新たな理想を抱くことも重要なのです。
そうして進んでゆくことが、関係を深めたり絆を深めたりするコツでもあるのだということを覚えておいてください。