• 連載数:全5回
  • 紹介文:想いの伝え方は誰かと同じである必要はありません、自分から言葉で気持ちを伝えることは大切なことなのです。
2016.05.19

好きを伝える

写真出会いから間もない頃のことを振り返った時、あなたはまずどんなことを思い出すでしょうか。
楽しかったデートの内容でしょうか、それとも、告白された時の思い出の場所でしょうか。
そうして思い出す事柄はさまざまでしょうが、「出会いから間もない頃には、自分の気持ちを素直に伝えていた」と、そんなことを考える人も少なくないのではないでしょうか。
いまも変わらず「好き」なのに、そうした気持ちを伝える機会が減っていることに気づいたという人は、ぜひ、かつてのように自分の気持ちを伝えてみてください。

「人」とは不思議な生きもので、関係が深まれば深まるほど、親密になればなるほど、「言葉」を省略してしまうようです。
そこには、感謝の気持ちや謝罪の言葉だけでなく、愛情を伝えるための言葉も含まれていて、長く交際を続けているカップルの中には、「滅多なことでは気持ちを伝えることはしない」と、それを当然のことのように考えている人もいるようです。

それを「当然」と感じてしまう原因のひとつに、海外と違って、日本という国では愛情を口にして伝えるという習慣が定着していないという事情があります。
「恥ずかしいから」「深く理解し合えていれば、口にしなくても分かり合えるから」といった考え方が古くからあり、現代でもそうした考え方が残っている、加えて、そうした考え方を持っている人たちに育てられてきたことから、「それが当然」だと思っている人が少なくないのです。

ですが、上記のような事情から、相手がなかなか言葉にして伝えてくれないからといって、あなたの側までもが言葉にしないというのは不自然なことですし、気持ちを伝え合うことで恋愛という関係は成長してゆくものなので、声を大にして気持ちを伝えることがお勧めですし、相手に対して、気持ちを言葉で表して欲しいと要求することもまた不自然なことではないのだということを覚えておいてください。
想いの伝え方は誰かと同じである必要はありませんし、どれだけ関係が深まったとしても、言葉で気持ちを伝えることは大切なことなのですから。