• 連載数:全5回
  • 紹介文:失恋を恐れていては次のステップに進むことができず、動かなければ後悔しか後に残らないので成就するよう行動みましょう。
2017.04.12

何もかもが後になってわかる

何もかもが後になってわかる交際相手のことが気になり出したのはいつの頃からでしょうか。
出会いのときは特別意識することもなく、友だちというわけでもなく、目が合えば挨拶くらいはする程度の関係だったものが、いつのまにか相手が近くにいると目で追うようになってしまう、そのような行動を起こすようになればそれはひょっとしたら恋心が芽生えたと言えるかもしれません。
はっきりとしたことがそのときにわからなくても、後になってみると「きっとあのときがそうだったんだ」と思うときがやってくるでしょう。

もっとも、そのような気持ちになるのはその相手とめでたく付き合っているときなのです。
そうでなければ恋心がいつ芽生えたのかを気にする必要もありません。
付き合っているからこそ、いつから恋心が芽生えたのか二人にとってそのことが重要になってくるからです。
それでも相手のことが気になる、目で追うようになるというのはこの日からというように特定できるものではないでしょう。
いつの頃からか突然というものではなく、「いつのまにか」、というように形容するしかないのです。

とかく恋人同士になると二人の関係はいつから始まったのか、いつの頃からお互いを意識するようになったかを詮索してみたくなるものです。
付き合っているもの同士でしたらなにもかもを記念日にしたくなるものですから、最初の恋心が芽生えたときを特定したくなるのも当然と言えるかもしれません。
もっともそれはやはり特定するものではなく、あやふやなままにしておくほうが二人にとっては心地の良いものと言えるのも後になってわかるものです。
なぜなら、たとえあやふやで当時の気持ちが特定できなくとも、いま、この時点で二人が愛し合っていることははっきりしているのですから。